未知の国で-カザフスタン-

カザフスタンという国に行った。

今までは、そこに人がいて同じように生活を送っているとは思えなかった。
いや、もちろん国なのだから人がいて生活しているのは当たり前なのだが
ニュースでも世界史でも出てこないその国に対して思いをめぐらせたことはなかったから
自分の中の世界地図には名前だけ載っていて後はまっさらなイメージだった。
そこに人がいて、彼らの生活があることがあまり想像できなかった。

だから行ってみて、普通に人が生活しているどころか、近代的な建物が乱立していて
アジア系とイラン系の中間のような顔した人たちがカザフ語とロシア語を使い分け
なにより中央アジアでもトップレベルで豊かな国と知って驚いた。

思いをめぐらせて、行って体感するのって大事だ。
文化の違いや経済格差はあるかもしれないけれど
向かい合えば対等な、お互い尊重すべき人間が住んでいることを実感するから。
自分の想像力が至らないような場所でも
そんなのおかまいなしに人々が生活しているという現実があることを悟るから。

いつか国際政治の舞台に立つような人達には
同じような実感をもってもらいたいと思った。

【文責:8期 古屋沢彌】

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