アルバニアに行ったことはあるかい?

「アルバニア」
この国をいったいどれほどの人が知っているだろうか。
中東だろうか。それともアジアのどこか?
世界地図とにらめっこ。
見つけた。
ギリシャの北、イタリアの東。
そこにその国はあった。
「アルバニア」
今度はインターネットを使ってみよう。
「マフィア」「ねずみ講」「犯罪」「治安」
げっそりする。
いつもそうだ。行ったことのない人間が作り上げる虚像。
そうだ。行ってみよう。
ホンモノを見るために。

“Mirëditë !!”
わけのわからない言葉を浴びせられる。
僕はアルバニアにいた。
アルバニアは日本人の99.5%が行くことがない国。
選ばれた0.5%なのだと不思議な優越感に浸る。
“Mirëditë !!”
どうやら「こんにちは」ということらしい。
僕も返す。
“Mirëditë !!”
にこやかな笑顔が返ってくる。
とてもおだやかな町並みだ。

アルバニアの魅力はなんといっても自然。
穏やかなアドリア海の風で育まれた自然は、未だに人の手が加わっていない部分が大きい。

ここはサランダ。
アルバニアでも数少ない観光地のひとつだ。
多くのギリシャ人、イタリア人がバカンスにやってくる。
透き通るような青と、太陽に照らされた緑と。
そして陽気で楽しいアルバニア人。
アルバニアのいいところを集めた、宝箱をひっくり返したような場所。
みんながそれを求めてやってくる。

森の中に突如現れるこの場所。
名前はブルーアイ。
「青い瞳」の名前の通り、緑色の風景の中に凛としてある青色は、人を虜にする魔性の瞳。
ここがアルバニアを流れる川の源だそうだ。

アルバニア人は言う。
「私たちは自分の民族、そして国に誇りを持っている。問題も多いかもしれない。でもこの国が私たちの誇りなのだ。私たちのこの国を、世界中の人に見てほしい。」

私たちはインターネットという波に流されてくる、汚いところを掬いとって見ているだけだ。
本当にみたい、見なくてはいけないものはその海の向こう。
だから、僕は、向こう側へ。
ホンモノを求めて。

2015.10.09

【文責:7期 岡勇之介】

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